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教員歴6年の元教員が執筆
関わってきた子どもの数述べ300人以上
1歳児の自宅保育中
そんな悩みを抱えるママに向けて、卒乳のタイミングや実際にうまくいった方法など経験を元に紹介していきます。
卒乳のタイミングは一人ひとり違う
保育園の生活リズムや周囲の情報から、「うちもそろそろ卒乳しないと」と感じる場面があるかもしれません。
ただ、それぞれの親子には、その家庭に合ったタイミングや進め方があります。
たとえば、保育園入園を控えていて「卒乳しなきゃ」と思いつつも、まだ母乳を続けたい場合、夜だけ続けるという選択肢もあります。
また、「周りはみんな卒乳しているのに、うちはまだで焦る」という気持ちも自然なこと。でも、卒乳に正解はありません。それぞれのペースが大切です。
WHOは2歳までの母乳を推奨しています
世界保健機関(WHO)では、2歳まで母乳を与えることを推奨しています。
これを聞くと「まだ焦って卒乳しなくてもいいかな」と思えますよね。
栄養というよりは、子どもにとっての安心感や心の拠り所として吸っているように感じていました。
私が卒乳を考え始めた理由
しかし、子どもが1歳5ヶ月になり、寝起きや寝る前のおっぱいをあげるのがだんだん大変になってきました。
1つ目の理由は、そもそもほとんどおっぱいが出ていないことです。
子どもが右のおっぱいを10秒ほど吸ってはすぐに左に移り、またすぐ右へ…と、ひっきりなしに交互に吸われることが、正直疲れるんですよね。
2つ目の理由は、食事の際に食べ方が乱れることがありました。
おっぱいを吸う癖が影響しているのか、食べている時にもおっぱいを吸うように食べ物を吸うことがありました。
「ご飯をきちんと食べて欲しい」という気持ちが、卒乳を決めるきっかけになりました。
スムーズにいかない卒乳の試行錯誤
卒乳を決めたものの、そう簡単には進まないのが現実。いろいろな方法を試してみましたが、なかなかうまくいかず、心が折れそうになることも…。
例えば、昔ながらの方法として、からしを塗ってみたんです。
今は推奨されないと知ってはいたものの、「どうしてもやめて欲しい!」という強い気持ちで試してしまいました。
その時は、子どもも驚いて泣いて一瞬は躊躇したのですが、しばらくしてから何事もなかったかのように再びおっぱいを求めてきました。
おっぱいの魅力は本当に手ごわいです!
ちなみに舐めても安全な苦いクリームもあるそうです。
また、私の母は「へのへのもへじ」のようにおっぱいに落書きをして卒乳を成功させたという話も聞きました。
ちょっとユーモラスですが、意外に効くかもしれません。
さらには、イラストを使った卒乳カウントダウン作戦も試してみました。
ネコのイラストを5枚部屋の壁に貼り、その同じイラストをおっぱいにも貼る方法です。
おっぱいを吸ったら、そのイラストを1枚剥がして「おっぱいバイバイ」と言います。全部のイラストが剥がれたら卒乳完了、という心の準備期間を設ける作戦ですね。
意外と1歳前後の子でも意味が通じるらしいですが、実際にやってみると「今日の分はこれで終わり」という一貫性を保つのが思ったよりも難しくて、私には少しハードルが高かったです。
絆創膏作戦が大成功!
そんな紆余曲折を経た後、最終的に成功したのが絆創膏作戦でした。
乳首に絆創膏を貼るだけというシンプルな方法ですが、これが予想外に効果がありました。
特に、子どもが大好きなアンパンマンの絆創膏を使ってみたんです。
すると、子どもは「アンパンマン!」と嬉しそうに叫び、喜んでいました。
おっぱいが飲めない悲しさをアンパンマンを見つけた喜びが上回り、卒乳が予想以上にスムーズに進みました。
卒乳はママと子どものタイミングで大丈夫
卒乳は焦って決めるものではありません。ママと子どものペースで、お互いが納得できるタイミングで進めればいいんです。
卒乳のタイミングを決められるのは当事者である、子どもと親だけです。
卒乳をしたいと思う自分の気持ちと、まだおっぱいが欲しい子どもの気持ちのバランスを少しずつ調整していきましょう。
卒乳に向けた試行錯誤も、きっと思い出の一つになります。