NiziU『AlwayS』が心に響く理由
先日公開されたNiziUの新曲『AlwayS』を聴いて、思わず学生時代を思い出しました。この曲はミセスグリーンアップルの大森元貴さんが作詞・作曲・歌割りを手がけ、日本人の心に響くような歌詞とメロディが特徴的です。特に、PVもどこか懐かしさを感じさせる仕上がりになっていて、見ているだけで心が温かくなるような作品でした。
私とNiziUの関係性
私は虹プロ(Nizi Project)を見て、NiziUに興味を持った“うっすいファン”です(笑)。メンバーの名前と顔が一致するくらいには知っていて、特にリクとマユカが好きです。虹プロでの成長や努力のストーリーを見て、自然と応援したくなったのを覚えています。
虹プロで印象に残っているのは、マコやミイヒが『雪の華』を歌うシーンです。2人の歌声には圧倒されましたが、同時に「グループでこの歌唱力をどう活かしていくのだろう」とも感じていました。
『always』の魅力と新たな発見
そんな私が今回『always』を聴いて感じたのは、まさにその「心に響く歌唱力」がグループ全体として活かされているということ。虹プロで話されていた「話すように歌う」というテーマが、この曲で見事に具現化されています。特にバラードがあまり得意ではない私でも、この曲は飽きることなく最後まで惹きつけられました。
J.Y. Parkさんの教育的アプローチ
虹プロでJ.Y. Parkさんが何度も語っていた「個性を活かすことの大切さ」や「歌うだけでなく感情を伝えることの重要性」が、今回の『always』で形になっているように感じました。この教育者的なアプローチは、グループ全体の成長に落とし込まれ、メンバーそれぞれの特性を活かした歌唱やパフォーマンスがNiziUの強みになっています。
特に印象的だったのは、大森さんの「あなたにしか歌えない一節がある」という言葉。この考え方は、誰がたくさん歌うかや重要なパートを歌うかという比較ではなく、「このパートはこの子だからこそ輝く」といった、個性の素晴らしさに焦点を当てています。その結果、NiziUのパフォーマンスには、メンバー同士の比較を超えた調和が生まれています。
このようなアプローチは、J.Y. Parkさんの指導とも通じるものがあり、ファン同士でも「誰が一番」ではなく、それぞれの個性を楽しみながら応援する文化が根付いているのではないかと感じます。
さらに、この考え方は特別支援教育にも通じています。特別支援教育では、子ども一人ひとりの特性や強みを認め、それを最大限に活かすことが大切です。同様に、NiziUのパフォーマンスでは、それぞれの役割や個性が尊重されており、メンバー全員が自分らしい輝きを放っています。この視点は、教育者や支援者としても学びの多い点だと感じました。
学生時代を思い出させる『AlwayS』
歌詞とメロディーにはどこか懐かしさがあり、学生時代の友人や家族との時間を思い出しました。「4周年」という節目にふさわしい、心に深く響く楽曲だと思います。これからもNiziUがどんな楽曲で私たちを驚かせてくれるのか、とても楽しみです。