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教員歴6年の元教員が執筆
関わってきた子どもの数述べ300人以上
執筆時、1歳児自宅保育中

このように、子どもの成長に関するモヤモヤや心配を抱えた経験はありませんか?
この記事では、具体的な行動や言葉のエピソードをもとに、運動・言語・社会性・認知の発達がどのようにつながっているのかを考察しています。

発達の進み方には個人差があり、すべての子どもが同じ順序やペースで成長するわけではありません。
「他の子どもと比べるのではなく、目の前の子どもをじっくり見つめる視点」を大切にしており、少しでも読者の参考や安心につながれば嬉しいです。
1歳9〜10ヶ月の発達のざっくりメモ
- いやいやが増えてきた。「いや!」が口癖。
- しかし、そこまで引きずらず、まだ「いやいや期本番」ではなさそう。
- とにかく元気いっぱい! 声が大きく、動きも激しい。
- 椅子によじ登るようになった。
- 背が伸び、今まで手が届かなかったテーブルの上にも届くように。
- くるくる回すフタを開けられることがある。
- 受け答えができるようになってきた。「何食べた?」→「カレー」
- 一時預かり後に、家で歌ったことのない歌を歌っている。
- 記憶力がすごい。
- ABCの歌をなんとなく歌える。
- アルファベットを見て「ABC」と言う。「A」「B」の形を覚え、正しいパズルを取れる。
- 型はめパズルができる。
- 形や色に興味を持ち始めた。まる、しかく、あか、あお、黄色、みどり、ピンクがわかる。
- 透明のビー玉を「白」と言う。
- 「トイレ行きたい」という言葉を聞いて、トイレのドアを開け、便座の蓋を開けて「こっち、どうぞ」と準備する。
- 人形の面倒をみる。ミルクをあげたり、歯磨きをしたりする。
運動発達と手指の発達
エピソード
- 椅子や高いところによじ登るようになった。
- くるくる回すフタを開けられるようになった。
考察
運動発達の面では、ますます活発に動くようになり、高いところに登る行動が増えました。手指の動きも発達し、蓋を開けるなどの細かい動作もできるようになっています。
言語発達|会話の成立と記憶力の向上
エピソード
- 「何食べた?」と聞くと「カレー」と答えられる。
- アルファベットを見て「ABC」と言う。
- ABCの歌をなんとなく歌える。
- 一時預かり後、家で聞いたことのない歌を歌う。
考察
受け答えができるようになり、言葉の理解力が向上していることがわかります。また、記憶力が発達し、一度聞いた歌を覚えて口ずさむ場面も増えました。
社会性と情緒の発達
エピソード
- 「トイレ行きたい」と聞くと、自分でトイレを準備する。
- 人形の世話をする。(ミルクをあげる、歯磨きをする)
考察
他者の行動を見て学び、トイレの準備をするなど「お世話」の意識が芽生えています。人形の世話をする行動は、社会性や想像力の発達を示しています。
焦りを減らす考え方|発達には「準備期間」がある
子どもの発達は直線的ではなく、「成長の波」のように進んでいきます。一見変わらないように見える時期でも、実は次のステップの準備をしていることが多いです。
親としてできること
- 焦る気持ちをそのまま受け止める。
- 子どもの「今」に目を向ける。
- 子どもの好きなことを一緒に楽しむ。
まとめ
1歳9〜10ヶ月の時期は、運動・言語・社会性がどんどん発達するタイミングです。焦らずに子どものペースを大切にしながら、成長を見守っていきましょう。