保護者対応

若手教員のための信頼構築できる保護者会

教員歴6年の元教員が執筆

関わってきた子どもの数述べ300人以上

1歳児自宅保育中

 

保護者会って何をすればいいんだろう…?
さわり
さわり
私も若手時代、懇談会の意味を理解できず、参加者が少ない、自分の話が早く終わるなどの失敗を重ねました。

 

この記事では私の失敗を元に保護者会で信頼構築する方法を解説していきます。

 

この記事の内容

よくある失敗
保護者会の目的
信頼構築3つのコツ
すぐに実践できるアイデア

 

よくある失敗

以下は、私自身の失敗を振り返りつつ導き出した改善ポイントです。

1. 懇談会の目的を理解していなかった

保護者にとって、「懇談会は情報収集の場」という認識が重要です。目的を理解して準備をすることで参加率が向上しました。

 

2. 保護者の目線を考えられなかった

保護者は学校生活の詳細を知らないことが多いです。「子どもの学校での様子」に具体例を交えて触れると信頼感が高まります。

 

保護者会の目的とは?

保護者会の本質は以下の3つに集約されます。

  • クラス運営の状況を共有し、保護者に安心感を与える
  • 学校と保護者の信頼関係を築く
  • 保護者の声を聞き、意見を反映させる
さわり
さわり
保護者は、子どもが学校でどんな生活をしているかを知りたいと感じています。

 

実践的なアプローチ:信頼構築の3つのコツ

1. 懇談会の冒頭で「感謝」と「目的」を伝える

「お忙しい中ありがとうございます。本日は〇〇を目的としております」と簡潔に説明することで、保護者の安心感を高めます。

 

2. 子どもの様子を具体的に伝える

「○○さんは休み時間に友達とこんな遊びをしています」「授業中は集中してこのような発言をしています」など、保護者がイメージできる話を心がけましょう。

 

3. 質疑応答を必ず設ける

「何かご質問はありませんか?」と声をかけるだけではなく、「例えば○○について気になる方はいますか?」と具体例を示すと質問が出やすくなります。

 

すぐに実践できるアイデア10選

1. 保護者同士の交流時間を設ける

席をランダムに配置し、簡単な自己紹介タイムを取り入れる。

5. 学校生活の「見える化」

日々の活動を写真や動画で共有。

6. 子どもの成功体験を共有

成績以外の面でも成長をアピール。

7. クラス目標を共有

年度初めにクラスの方針や目標を明確に伝える。

8. 保護者への感謝を伝える

感謝の言葉を直接伝えることで関係が良好に。

10. 緊張をほぐす工夫

アイスブレイクとして軽い話題やクイズを用意。

 

まとめ:成功する保護者会のカギ

保護者会は、保護者と学校が協力して子どもを支える第一歩です。目的を明確にし、保護者の視点を理解し、対話を大切にすることで、信頼関係を築けます。

 

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