アート

「上手に描けたね」は逆効果?築地クリップで子どもの創造力を伸ばすレッジョエミリア式アート体験

教員歴6年の元教員が執筆

関わってきた子どもの数述べ300人以上

執筆時、1歳児自宅保育中

 

 

さわり
さわり
上手に描けたね!

子どもが何かを描いたとき、つい口にしてしまうこの言葉。
しかし、実はこの「褒め方」が子どもの創造力を制限している可能性があることをご存じでしょうか?

 

さわり
さわり
大人の何気ない言葉が、子どもを「評価を求める姿勢」に変えてしまい、本来の自由な表現の楽しさを損なわせてしまうことがあります。

 

そこで今回は、子どもの創造性を最大限に引き出す「レッジョエミリア教育」の考え方に基づき、【築地クリップ】を活用したアート体験についてご紹介します。

 

  • 「上手に描けたね」の何が問題なのか?
  • レッジョエミリア教育とは?
  • 築地クリップが子どもの自由な表現をどのようにサポートするのか?

 

これらのポイントを深掘りしながら、子どもの創造力を伸ばすためのヒントをお伝えします。

 

築地クリップとは?

築地クリップは、子どもが自由にアートを楽しめる施設です。

絵の具、粘土、木工遊びなどを通じて、子どもの創造力を伸ばすことができます。

 

築地クリップの料金・アクセス情報

住所:東京都中央区築地3−12−5築地小山ビル地下1階

最寄駅: 築地駅(1番出口から徒歩3分)

料金(基本プラン): 子ども 2000円 / 大人 2000円(兄妹割あり)

詳しくは公式サイトをご確認ください。

 

築地クリップでのルール

築地クリップでは『何を作ったのか』という結果よりも過程を大切にします。

ルールも特徴的で、使ってはいけない言葉が表示されています。

築地クリップさんのインスタやHPでは特に明記されていないようですが、

これらの考え方はレッジョ・エミリア教育に基づいていると推測されます。

 

レッジョ・エミリア教育とは?

レッジョエミリア教育は、イタリア北部の小さな町「レッジョ・エミリア」で生まれた幼児教育法です。特徴は、「子どもを学びの主役」として尊重し、大人はその好奇心や探究心を引き出すサポーターとして関わる点にあります。

「100の言葉を持つ子ども」という考え方が有名で、子どもは言葉だけでなく、絵、音、動きなど多様な方法で自分を表現できるとされます。レッジョエミリアでは、自由なアート活動や対話を通して、子どもの内面にある“学びたい力”を育てていきます。

 

体験レポート!築地クリップの遊び方

絵の具コーナーで色遊び

基本の4色(赤・青・黄・白)を使って、子どもが自由に色を混ぜて楽しめるエリアです。壁やアクリル板にも描けるので、家ではできないダイナミックな遊びが可能!

 

 

木工ブロックで創造力UP

木のパーツとペンチやネジを使って、自由に作品を作ることができます。子どもが工具を使う練習にもなり、集中力も養われます。

 

粘土遊びで手先の発達を促す

子どもが好きな形を作ったり、手や足で粘土を踏んだりと、五感を刺激する遊びができます。粘土の感触を楽しみながら、想像力も育まれます。

↑その場で粘土を作ってくれます。

 

 

築地クリップで親が学んだこと

  • 「何を描いたの?」ではなく、子どもの創造力を尊重する声掛けが大切。
  • 子どもが自分で問題を解決する過程を大切にする。
  • 汚れてもいい服で行くのが必須!
  • 大人も夢中になれる!親も一緒に楽しめる時間にする。

築地クリップの感想・まとめ

築地クリップは、親子でアート体験を楽しめるだけでなく、親自身も学びの多い場所でした。創造力を育む遊びを探している方におすすめです!

詳細は公式サイトで確認してください。

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