「商品はペルソナから逆算して作りましょう」
ビジネスの本を読めば、必ず書いてあるこの言葉。でも、いざやろうとすると手が止まってしまいませんか?
- 誰に向けるか決めきれない
- ニーズを想像しようとすると、かえって発想が止まる
- 型に当てはめると、自分でもつまらなく感じる
そんな感覚があるなら、それは能力不足ではありません。
思考タイプの違い(同時処理タイプ)かもしれません。
1. 同時処理タイプは「逆算の順序」が違う
一般的な商品設計は、いわゆる「前提固定型の逆算」です。
一般的な手順:
① ペルソナを決める → ② 悩みを特定する → ③ 解決策を作る
しかし、同時処理タイプはこの「①」で詰まりやすい。なぜなら、「まだ見えていないものを前提として固定する」ことが、脳の特性上しんどいからです。
2. あなたの正解は「展開 → 回収」のサイクル
同時処理タイプの強みは、バラバラに見える複数の要素から共通のパターンを見つけ出す「構造化能力」にあります。だからこそ、設計図を先に作るより、「まず動いて、後から地図を作る」ほうが精度が高まるのです。
① まず作る(展開)
思いついた商品を、まず世に出してみる。完璧じゃなくていい。ペルソナも「仮」でOKです。まずは「実験装置」を置く感覚です。
② 反応を見る(観測)
どれに反応があるか? どんな人が興味を持ってくれるか? どこで「詰まって」いるか? 現場の生データを集めます。
③ 共通点を見つける(回収)
「なぜこれが刺さったのか?」「共通する価値は何か?」を抽出します。
④ 後から逆算する(構造化)
ここで初めて、一般的なマーケティング用語を使います。ペルソナを言語化し、商品の型を整え、足りない要素を追加する。「逆算」は最後でいいんです。
3. 弱点を補う「ハイブリッド設計」
もちろん、この方法には「収益化まで時間がかかる」「初見で伝わりにくい」という弱点もあります。だからこそ、意識を使い分けましょう。
- フロント(表): 自由に、発想を広げて作る。記事を書き、商品(実験)を出す。
- バック(裏): 冷静に、反応を分析して型を抽出する。言語化して整理する。
「自由 + 後から構造化」。このセットが、同時処理タイプにとっての最強の武器になります。
まとめ:あなたは「型を作る側」の人間
「逆算が苦手」なのではありません。「作る前に正解を決めなきゃいけない枠」が合っていないだけです。
もしあなたが、型に当てはめると動けなくなるけれど、自由にやるとアイデアが止まらないなら、それは「新しい型を生み出せる才能」がある証拠です。
「作りながら発見し、後から型にする」
この視点を持つだけで、商品作りやブログ運営のストレスは劇的に減ります。さあ、まずは一つの「実験」から始めてみませんか?