いつも同じ公園やカフェで過ごしているママやパパたちに、ちょっと新しい提案があります。2024年10月5日から始まったモネ展が開催される上野の国立西洋美術館内にある「カフェすいれん」に、1歳の子どもを連れて行ってみました。美術館のカフェに行くなんて思いもしなかった私ですが、行ってみて心が満たされる素敵な時間を過ごせました。
ひとつの冒険が始まる
11時23分、カフェに到着。待っている間、おしゃれで素敵な年配の方々がたくさんいらっしゃり、皆さんの身につけているアイテムを見るのがとっても楽しい!隣にいた方が子どもと遊んでくれたおかげで楽しく過ごし、私もゆったりとした気持ちに。ちなみに、カフェのメニューに企画展の特別コースがあるのですが、私が入る直前に売り切れてしまったので食べたい方はご注意を。
人気の企画展のときには混んでいるようで、12時5分になり、やっと席に案内されました。窓際のテーブル席に着き、中庭の木々や展示エリアで鑑賞する人々が見えました。落ち着いた雰囲気がとても心地よいです。日常から少し離れた非日常的な空間に、心がうっとりしてしまいました。
美味しさと心遣い
私が注文したのはパスタセットで、サラダ、スープ、バケットが1分ほどで到着。1歳半の子どもは、バケットの外側の硬い部分も全て食べられました。持参した焼き芋も美味しそうに食べていました。
店員さんの細やかな気配りも印象的でした。ベビーカーのために椅子をすぐにどけてくれたり、子どもにも水やおしぼりを持ってきてくれたりして本当にありがたかったです。また、取り皿を提案してくれたのも嬉しい配慮でした。取り皿は大人のガラスの食器と同じため滑りやすかったです。食器の下におしぼりを敷くと滑り止めになって良いですよ。
美術館のカフェは特別な場所
店内は賑やかで、多少の子供の声なら全く気になりませんでした。子連れのお客さんは少なかったですが、年配の方々が多く、和やかな雰囲気に包まれています。美術館のチケットがなくてもカフェには入れるため、訪れる価値大!普段の生活から少し外に出て、美術やおしゃれな空間を楽しむことで、私も子どももリフレッシュできる時間を持てました。
新たな楽しみ方の提案
私は、よく国立科学博物館の子ども向け遊び場「コンパス」に行くので、今後はそこの遊びの後にカフェすいれんでランチやお茶を楽しむのもいいなと感じました。子供を思い切り遊ばせた後の美味しいご飯やお茶の時間が、また特別な思い出になることでしょう。
また、科学館に行かなくても、公園で遊具で遊んだり散歩をしたり、さまざまな過ごし方ができます。うちの子は噴水を興味深そうに指差して楽しんでいました。いつもの公園やカフェだけでは味わえない、贅沢なひとときをぜひ体験してみてください。美術館のカフェという新しい視点が、あなたの日常をもっと豊かにしてくれるかもしれません。