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教員歴6年の元教員が執筆
関わってきた子どもの数述べ300人以上
そんなときにおすすめなのが、国立科学博物館の特別展「大絶滅展」。
今回は、理科免許を持つ筆者が、「おでかけを学びに変える」方法を解説します。

冬休み、“ただのおでかけ”で終わらせない学び方
科学館や展示は、「知識を詰め込む場」ではなく「好奇心を動かす場所」。
「これ知ってる!」という発見があれば、子どもの目が一気に輝きます。
親の役割は“教える人”ではなく、“発見を支える人”です。
何も知らずに行くともったいない?事前の“学びのタネ”をまく
なぜ予習が大事か
何も知らないまま展示を見ても「よく分からなかった」で終わることがあります。
でも少しでも「知っている!」と思えるだけで、展示が“自分ごと”に変わります。
どんな展示があるか見てみよう
予習の基本は「好きなもの」から広げる
| 子どもの興味 | 展示とのつなげ方 | 声かけ例 |
|---|---|---|
| 魚が好き | 海の環境の多様化 | 「昔の海にも魚みたいな生き物がいたんだね!」 |
| 恐竜が好き | 恐竜の時代への大変革 | 「2つの恐竜の化石はどこが似てる?どこが違う?」 |
| ポケモンが好き | 「進化」という概念 | 「ポケモンも進化するけど、生き物も進化してきたんだよ」 |
難しい説明よりも、“今の自分とつながる発見”を散りばめることが大切です。
学習の見通しを持つと親が教えやすくなる
「大絶滅展」は、理科学習に繋げやすいです。
小さい子ならこれからどんなことを学ぶのか、小学生以上ならどんなことを学んでいるか、学んできたかを知ることで、親の声かけの仕方が変わってきます。
- 生命領域:生き物の多様性と共通性
- 地球領域:時間的・空間的な視点
授業で「生き物」や「地球」について習うとき、この展示の記憶が呼び起こされます。
文部科学省より
展示をもっと楽しむ“声かけ”と“見方・考え方”
理科的思考を育てる4つの視点
| 視点 | 声かけ例 |
|---|---|
| 比較する | 「この生き物とこっちは何が似てる?」 |
| 関係付ける | 「この生き物がいなくなったら、他はどうなると思う?」 |
| 条件制御をする | |
| 多面的に考える |
小さな子どもでも使える言葉に置き換える
「ずっと前のことなんだね」「これとこれはお友だちみたいだね」など、
難しい言葉より“感じる会話”を意識するだけで理解が深まります。
関連記事:2歳でも宇宙に興味を持てる?太陽系にハマった我が子を見て気づいた“出会い方”の力
年齢別・学びを広げる予習&遊び
乳幼児 土台となる遊び
大絶滅展は難しいと思われるかもしれませんが、実はこんな絵本や遊びが後々この分野を学ぶときの土台になります。
ものには「かたち」という属性があることを知ることがわかります。
大絶滅展では色々なかたちの生き物がいること、それを比較することなどにつながっていきます。
幼いときはかたちを学ぶこと。少し大きくなったら、三角は尖っているね。四角は角が4つだね。など部分に着目してものを観察する目を育ててみると動物や植物の観察へとつながっていきますね。
小学校低学年
- 図鑑や絵本で「昔の生き物」「大きさ」「形」を体感
- おすすめ絵本:『せかいでさいしょのいきもの』『きょうりゅうのしっぽがぬけたとき』
- センサリープレイ(砂・氷・石)で“発掘ごっこ”
小3〜4年生
- 生き物の“変化”と“生き残り”に注目
- 進化カードを作って順番に並べる遊び
- 身近な動物(魚・トカゲ・鳥)で進化のヒントを探す
小5〜6年生
- 理科・社会・英語を横断して学ぶ
- 理科:火山・地層・気候変動/社会:氷河期や地球史
- 英語:恐竜や動物の英単語を読んでみる
おもちゃ・教材・本のおすすめ
- 国内:学研MOVE、化石発掘キット、恐竜図鑑
- 海外:グリムスのレインボーアーチ(地層の重なりを再現)
- グラパットのナチュラルウッドシリーズ(分類や系統遊びに)
展示後にできる“復習と広がり”
- 帰り道で「今日いちばんおもしろかったのは?」と話す
- 家で描く・調べる・再現することで記憶が定着
- センサリープレイ・レッジョ遊びで「もう一度体験」
おみやげ選びで“体験を持ち帰る”
図録や図鑑は“学びの記憶”を呼び起こすツール。
恐竜や鉱物のミニ標本など、家で“語れる”おみやげを選びましょう。
次におすすめの展示・常設コーナーで学びをつなぐ
国立科学博物館・常設展(地球館/日本館)
- 地球館:生命の進化と多様性。地球模型や化石展示で「地球の時間軸」を体感。
- 日本館:縄文・弥生時代の動植物展示で「人と自然の関わり」を学ぶ。

上野周辺の関連スポット

- 上野動物園:生き残った“今の多様性”を感じる。
- 国立博物館:自然史から文化史へとつなげる。
関連記事:2歳1ヶ月の1日おでかけ|国立科学博物館と上野動物園で“知ってる”が増えた日
定期的に読み返して“学びの習慣”に
子どもの興味は成長とともに変わります。
同じ展示や絵本でも、年齢によって見え方が変わります。
季節ごと・学年ごとにこの記事を読み返して、声かけを変えていくことで、家庭の中に「科学する心」が根づきます。
まとめ|展示は「正解探し」ではなく「つながり探し」
「これ知ってる!」「似てるね!」と親子で感じた瞬間こそが学びの入口です。
難しい説明よりも、“共に驚いた”体験が記憶に残ります。
冬休みの1日を、子どもにとって一生ものの“学びの原体験”にしてみませんか?