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教員歴6年の元教員が執筆
関わってきた子どもの数述べ300人以上
私はここ数年、年末になるたびに同じことを考えつつ、結局ギリギリにバタバタしていました。
そんな自分にさよならしたくて、今年は「年末に一気にやらない」「11月頃から少しずつ片づける」を意識してみました。結果として、家の中がだいぶスッキリし、暮らしもかなりラクになってきたと感じています。
今日は、ミニマリストにはなれないけれど、「減らすブーム」と「買いたくなるブーム」をくり返しながら、少しずつ片づけ上手になってきた体験記としてまとめてみます。
1. 年末の大掃除がしんどすぎて、「早め片づけ」を始めました
子どもが生まれてから、年末の大掃除は正直かなりハードモードでした。
- 寒い時期に窓を開けるのがつらい
- 子どもが遊びたがって作業が進まない
- 帰省や来客、子どもの体調不良など予定が読めない
「年末に一気にやる」という前提が、そもそも今の生活に合っていないのかもしれない…と気づき、今年は方針を変えました。
・11月頃から少しずつ
・“掃除”の前に、とにかく“モノを減らす”
完璧を目指すのではなく、「去年よりちょっとラクになったら合格」ぐらいの気持ちで始めたのがきっかけです。
2. ミニマリストに憧れて始まった「減らすブーム」と「買いたくなるブーム」
ただ現実は、
- モノを減らしたくなる「断捨離ブーム」がくる時期
- 新しいものを試したくなって「買いたいブーム」がくる時期
この2つをくり返しているような状態でした。
でも最近は、
- 増やす前に、一度「本当に必要?」と立ち止まる
- 収納グッズを増やす前に、「その中身は減らせないか」を考える
という視点が少しずつ育ってきました。
3. 断捨離は「一発で正解」を出さなくていい|捨てる基準は練習で上手くなる
最初から上手にモノを減らせたかというと、全くそんなことはありません。
断捨離をしているときは、「もう着ていないし、捨ててもいいか」と思って手放したのに、あとから「やっぱり捨てるんじゃなかった…」と思うこともありました。
後悔した例:服を捨てたあとに気づいたこと
例えば、着ていない洋服をまとめて処分したことがあります。その後、コーディネートを学ぶようになってから、
- 「あの服も、組み合わせ次第で活かせたかもしれない」
と感じたことがありました。
この失敗から、今は「迷うものは保留にする」というルールにしました。
迷ったら「保留BOX」行きにする
- 明らかに使っていない・今後も使いそうにないもの → 捨てる
- 高かった/思い入れがある/まだ判断しきれない → 保留BOXへ
一定期間(数ヶ月など)保留にしておき、「その間に一度も思い出さなかったら、手放す候補」と考えるようにすると、極端に後悔することが減ってきました。
4. カテゴリ別:実際に手放したもの・残したもの
ここからは、今回の「早め片づけ」で実際に手放したもの・残したものを、カテゴリ別に書いていきます。
4-1. リビング&家電まわり
買ったのに使わなかった、2万円のテレビ壁掛け用金具
数年前、「テレビを壁掛けにしたい!」と思って、2万円ほどの壁掛け用の金具を購入しました。
ところが、いざ今の家に住んでみると、
- 壁の構造的に、取り付けるのが難しい
- 子どもの安全面も考えると気が進まない
という理由で、結局一度も使わないまま数年が経過…。
「高かったからもったいない」「いつか使うかも」と思って、ずっとクローゼットの一角を占領していました。
大きいゴミ箱を減らしたら、家事がラクになった
以前は、部屋のあちこちにゴミ箱を置いていました。便利なようでいて、
- ゴミの日の前に、各部屋のゴミを集めるのが地味に面倒
- 掃除機をかけるときに、ゴミ箱をどかす手間が増える
というデメリットもありました。
思い切って大きいゴミ箱を手放し、ゴミ箱の数そのものを減らしてみたところ、
- ゴミを集める動線がシンプルになった
- 掃除のたびにどかす物が減って、ストレスが減った
と、予想以上に家事がラクになりました。
4-2. 洗面所&バスルーム
シャンプー・ボディソープのボトルをやめてみた
お風呂まわりは、ボトル類でごちゃつきやすい場所でもあります。
そこで、
- シャンプー/リンス → マグネットで壁に取り付けられるボトル
- ボディソープ → 牛乳石鹸に変更
という形にしてみました。
牛乳石鹸は、泡立てネットの中に石けんを入れて、そのままかけておけるタイプを使って、しまっています。ボトルが減り、床や棚に置くものが少なくなったことで、
- 見た目がスッキリした
- ヌメリ掃除の頻度が減った
- 体にもやさしい成分で安心感がある
- コスパが良い
と、良いことが多かったです。
洗面器・椅子もマグネットタイプに
洗面器や椅子も、マグネットで壁にかけられるタイプに変えました。
床に物がないと、マットを上げて掃除するのも簡単になります。
「お風呂 = 片づける場所」から、「何も置かなくていい状態が基本」に近づいてきた感覚があります。
4-3. キッチンまわり
キッチンはもともと物が多いほうではなかったのですが、以前に食器をかなり減らしたことがあります。
そのときに、
- お箸やコップを減らしすぎて困った
という失敗がありました。
来客時や、洗い物がたまっているとき、予備が一切ないと困ります。
4-4. 子どものおもちゃ
以前は「安いおもちゃを試したくなる時期」があった
以前の私は、
- 100均で見つけた面白そうなおもちゃ
- Amazonで安く売っている知育玩具
などを見つけると、「とりあえず試したい!」とすぐに買ってしまうタイプでした。
ですが、実際に使ってみると、
- すぐに飽きてしまう
- Amazonで安全性がよく分からない中国製のものが届いた
- 小さいパーツやモール、シールなどがどんどん部屋中に散らばる
- 「これ、どこにしまおう…」と毎回悩む
という状態が増えていき、管理しきれなくなっていました。
方針転換:「管理できないものは買わない」と決めた
そこで、今は次のようなルールを意識しています。
ポイント
- 収納場所がイメージできないものは買わない
- 毎回しまう場所に困るものは、思い切って断捨離する
- 安くても本当に必要なものだけにする
- 高価格でも「長く遊べそう」「発達にも良さそう」なものは候補に入れる
大型おもちゃは一度しまって様子を見る
あまり使っていない大型おもちゃは、正直、捨てる決心がつきにくいです。
そこで、
- まずは一旦収納スペースにしまう
- よく遊ぶおもちゃだけを、数個だけ出しておく
という方法を取りました。
すると、
- しまい込んでも、「あれ出して」と子どもからリクエストされるもの → 本当に必要なおもちゃ
- 完全に存在を忘れられているもの → 手放してもいいかもしれない候補
という見分けがつくようになってきました。
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4-5. 本・絵本
本や絵本も、気づくと増えていきやすいカテゴリです。
今は、
- なるべく図書館で借りる
- 手元に置いておきたい本だけを厳選して買う
という方針にしています。
赤ちゃんのときから読んでいた絵本は、
- 思い出として大事にしている
- 「文字が読めるようになったら、音読の練習にも役立つ」と聞いた
という理由もあり、すべては捨てずにとってあります。
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4-6. 子どもの服・ベビー用品
子どもの服やベビー用品は、「いつか使うかも」が頭をよぎりやすい場所です。
お下がりに回す予定がないもの、明らかにサイズアウトしているものは処分しました。
一方で、
- 「まだ下の子を産むかもしれない」と思うと必要な服
→ 厳選して「本当に使いそうな少量だけ」保管
- バウンサーや椅子など、買い直すと高い大型アイテム
→ 場所は取るけれど、一応残しておく
というバランスにしました。
4-7. 自分の服・靴・アクセサリー
服やアクセサリーは好きなので、ここだけはあまりストイックに削りすぎないようにしています。ただ、量はそこまで多くはなく、
- コート → 2着程度
というように、自分のなかの上限をなんとなく決めています。
一方で、
- 履かなくなった高いヒール
- スーツ用のフォーマルな靴
など、ライフスタイル的に「もうほとんど出番がない」と感じるものは、きちんと役割を終えたと考えて処分しました。
4-8. 布団・枕・ハンガー
今回の片づけで意外とスペースを取っていたのが、布団と枕、そしてハンガーです。
- 誰が、いつ使うのか分からない布団
- なぜか余っていた枕
- 使っていないハンガーの束
これらを見直し、「必要最低限」を考えながら処分しました。
その結果、
- 布団収納の中に余白ができて、出し入れがしやすくなった
- クローゼットの見通しが良くなった
という変化がありました。
5. 収納グッズを増やすより、「隙間がある収納」のほうが使いやすかった
片づけを続けるなかで、意外だったのが、
「収納グッズを増やすほど、片づけが得意になるわけではない」ということです。
私はもともと、
- 細かく分類すること
- きっちりラベリングすること
が得意ではありません。
そんな私が一番使いやすいと感じたのは、「中身が少なくて、余白がある引き出し」でした。
洗面台の引き出しを「ドライヤー専用」にしてみたら…
ある日、洗面台の引き出しの一つを思い切って、
- ドライヤー
- ヘアアイロン
だけを入れる専用スペースにしてみました。
最初は、「こんなに贅沢に使っていいのかな」と思いましたが、使ってみると、
- ものが二つだけなので、出し入れがとにかくラク
- どこにしまうか悩む時間がゼロ
と、ストレスが一気に減りました。
この体験から、
- 収納は隙間があるくらいがちょうどいい
- 収納グッズを買い足す前に、中身を減らすほうが自分には合っている
と気づきました。
6. 「捨てない派」だった夫も、少しずつ巻き込まれていった
我が家では、夫は最初あまりモノを捨てたがらないタイプでした。
なので、最初の頃は、
- 夫の持ち物には基本ノータッチ
- 私と共有している場所、自分の持ち物から片づける
というスタンスで進めていました。
それでも、家の中のモノが少しずつ減り、
- 今まで入らなかったものが収納に収まるようになる
- 床や棚の「余白」が増えて、家全体がスッキリ見える
という変化が出てくると、夫のほうからも少しずつ変化がありました。
あるとき夫がふと、
- 「これ、もう捨ててもいいかもしれない」
と、自分の服や布団を手放す提案をしてくれるようになったのです。
実際に捨ててみたあとの夫の感想は、
- 「捨てて後悔したものって、意外とないね」
というものでした。
一緒に暮らす相手が変わるのを待つよりも、まず自分の持ち物と共有スペースを整えることが、遠回りなようでいて一番の近道だったのかもしれません。
7. 「早め片づけ」で年末がどう変わったか
11月頃から少しずつ「減らす」「見直す」を続けた結果、今年の年末は、
- 「ゼロから大掃除をしなきゃ」という感覚がかなり減った
- すでにモノが少なくて、掃除そのものがラクな場所が増えた
と感じています。
また、
- モノを探す時間が減った
- 「どこかごちゃごちゃしている」というモヤモヤが減った
- 子どものおもちゃも管理しやすくなり、片付け声かけもしやすい
など、日常の小さなストレスが少しずつ軽くなりました。
年末年始は、子どもの体調不良や急な予定変更もつきものです。
だからこそ、「年末にまとめてやる」前提を手放して、早めに・少しずつ片づけるのは、今の生活に合っているなと感じています。
8. 完璧なミニマリストを目指さなくていい。「断捨離ブーム」も、自分の一部として受け入れる
私はこれからも、
- モノを減らすブーム
- 新しいモノを試したくなるブーム
をきっとくり返すと思います。
それでも、
- 収納は隙間があるほうがラク
- 管理できないものは買わない
- 迷ったら保留BOXへ
といった、自分なりのルールが少しずつ育ってきました。
完璧なミニマリストになれなくても、
「去年よりちょっとラク」「ちょっとスッキリ」の積み重ねだけでも、暮らしはだいぶ変わります。
もしこの記事を読んでくださっているあなたが、
- 年末の大掃除がいつも負担になっている
- ミニマリストに憧れるけれど、自分にはハードルが高い
と感じているなら、今年はぜひ、
「どこか一ヶ所だけ、余白のある収納を作ってみる」
という小さなチャレンジから始めてみてください。
それだけでも、年末のバタバタが少しラクになるかもしれません。